スマ婚に対する疑問にお答えします
その後もおしゃべりを欠かしてはいけません。
これは、デートでおしゃべりしたように、とても大事なことの一つなのです。彼が手を貸してくれなくなったMはこうこぼしています。
Hが何も手伝ってくれなくなったんです。彼ったら、アパートに来て、私が夕飯の支度をしている問中、テレビを見てるんです。
恋人になったとたん、いつも私をいつだって手伝ってくれたのに。もう、信じられません。
私のこと、召使みたいに扱うようになったんです。彼のためなら、私が何でもするものと期待しているんです。
相手をひとりに決めるまでのHは、Mのために何か手を貸してあげられることこそ自分の喜びであることを、彼女に知らせたいと思っていました。そんな自分の気持ちを彼女にきちんとわかってもらいたくて、洗車や、かばん持ち、車の送迎、夕飯の支度、部屋の修理全般など、手伝いを買って出ていたのです。
でも、今は、何もしなくなりました。Mは、彼の今までの好意に対してお返しをするよう期待されているのだと誤解し、彼の手伝いをするようになりました。
とりあえずは、彼女もそれで満足でした。女性は常に、自分が受けたと思えるものに対してお返しをすることに喜びを感じるものなのです。
ところが、しばらくすると、彼女はいらだちを覚えるようになりました。彼のためにいろいろしてあげているのに、彼が何もしてくれないからです。
彼はとっくに手伝うのをやめてしまっていたのです。なぜHがこうなったのか、本当の理由を理解していませんでした。
彼は、自分がいつでも喜んで彼女の力になることを、すでに彼女がわかってくれているものと思いこんでいました。二人がずっと親しくなった今、彼女が助けを必要とする時は、きちんとそう言うはずだ、と彼は勝手に決めてかかっていたのです。
彼女が何も頼んでこない限りは、自分は十分に与えているし、彼女もそれ以上は望んでいない、と解釈していただけなのです。女性がもっとも愛され、支えられていると感じるのは、男性から何か手伝ってもらえる時なのです。
第三ステージでも、男はこうしたことを忘れてはなりません。男性が彼女の欲求を察して、手を貸そうと申し出てくれた時、女性は何よりもロマンチックな気分に浸れるのです。
たとえ彼女がその時は助けを必要としていなくても、彼が手伝おうかと言ってくれるだけで支えを感じるものなのです。男性が彼女の欲求を察して、手を貸そうと申し出てくれた時、女性は何よりもロマンチックな気分に浸れるのです。
賢い男はサポートの手を緩めたりしませんし、賢い女は常にサポートを求めます。どんなに理想的な彼でも、別の生物であることには変わりありません。
ですから、いくら彼女を心から愛していても、彼女が実際に何を求めているのか、いつ助けを申し出ればいいのか、本能的に心得がありません。その気は十分にあっても、何をいつ申し出ればいいのか、わからないだけなのです。
もっと自然に「手助け」を求めてもいい第三ステージでの女性の最重要課題は、助けを求めるテクニックを習得することです。「女性は望まれるものであって、自ら望んではいけません」これまで女性はこう教えられてきました。
ですから、自ら男性に何かを求めるというのは女性には大変なことです。そこで第三ステージで女性が犯す最大の過ちは、頼まなくても男性が何とかしてくれるはず、と思いこんでしまうことです。
このステージでは、こうした制約を打破しなくてはいけません。自分の欲望をおもてにあらわしたほうが、実際にはずっと魅力的に見えるのです。
女性は、自分の欲しいものが彼にきちんとわかってもらえた時、その魅力がさらにアップするものです。そして男性も、彼女の希望をかなえることができると、自信が湧いてきます。
彼の手が本当にかゆいところに届くまで、ただ黙って待っていてはいけません。そんなことをしたら、一生待ち続けることになってしまいます。
助けを求めるタイミングとしては、彼が何もしてくれなくなった時がいちばんです。簡単なことですが、これが結構、女性の頭を混乱させるようです。
というのも、こんな時こそ、頼みごとをするのに最悪のタイミングだと彼女たちは誤解しているからです。男にしてみれば、ただ、頼まれるのを待っているだけでも手を貸す気はあるのです。
なのに、女性はそのことに気づきません。手伝ってほしいと頼む代わりに、黙って自分で処理してしまうか、自分の欲求を先延ばしにしてしまいます。
犠牲的精神は人間関係にはっきものですが、女性はその傾向が強過ぎます。男性が期待どおりのことをしてくれないのはなぜか。
それは、何をすべきかわからない、もしくは、こうしたことが女性にとってどれほど大切か気づいていないからであって、関心の度合いとはほとんど関係ありません。女性はもっと心を開いて、手を貸してもらえるよう頼んでみましょう。
第三ステージは、そのためにちょうどいい時期なのです。また、この時期にサポートを求めることは、ある意味で、男性へのいちばんの支えにもなります。
男性がちょっとした愛情を示す努力をしただけで、女性が自分は特別な存在なんだと安心するように、女性がちょっとしたことを頼むだけで、男性には励みになり、彼女のニーズに応えてくれるようになります。見返りを気にして「犠牲」になってはダメ。
しばらくのあいだは女性も、二人の関係を築くために犠牲を払い、より多くを与えることに喜びさえ感じます。女性どうしでは、これは愛情表現であり、サポートを頼みたい時の一つの手でもあります。
また、女性がより多くを与える時は、当然もらうべきものをもらっていないという明確なサインでもあります。相手が女性なら、すぐに気がついて、何がなんでも手伝ってくれるでしょう。
女の目から見れば、女性が必死な形相でよたよたと箱を運んでいたら、それは明らかに助けを求めている証拠なのです。ところが男性相手となると、いつもこううまくはいきません。
男性も、第一、第二ステージなら、自分が助けになることを彼女に伝えたいがために、手を貸してくれますが、第三ステージともなると、「助けが欲しいなら、そう言うはずだ」と決めてかかってしまいます。女性がどんなに多くを与えても、面と向かって頼まない限り、男性には正しく解釈してもらえません。
「彼女には僕の助けはいらない」もしくは「僕はもう十分に与えている」と受け取られるのが落ちです。女性から頼まれなければ、男性は彼女が今のままで十分に満足しているのだと決め込みます。
男性の考え方が女性とは違うことを理解しておかないと、女性は、男性に延々と与え続けることになり、ついには腹立ちを覚えるようになります。腹が立ってくると、「もっと多くを求めてもいいはずだ」という思いが湧き起こってきます。
やがて、実際に求める時には、怒りが爆発しているため、押しつけがましい口調になってしまうか、お願いする前に文句を言うことになってしまいます。男は女のこんな「愚痴やイライラ」には耐えられないこうなってしまうと、男性は女性の要求に抵抗を示します。
もっとも、この抵抗も誤って解釈されてしまいます。彼は、手を貸すことに抵抗を感じているのではありません。
彼女のイライラした態度に抵抗しているのです。
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